太陽光発電と日本の衰退

一時期は、太陽光発電産業を日本が牛耳っていました。

太陽光発電の導入量でも世界一を誇っていましたし、日本の太陽光発電メーカーが、世界中のシェアの50%をも握っていたのです。

ですが、2004年にドイツが、電気料金の5倍もの料金で太陽光発電の電力を買い取るといった驚くべき政策を取ってきました。

しかも、買い取り価格を20年保障にし、徐々に買い取り価格を引き下げていく事を提言したので、早い物勝ちのように、爆発的に太陽光発電の導入量を増やしたのです。

それを受けて、2004年には、ドイツに急速に追い上げられ、2005年には、太陽光発電の導入量で世界一の座を奪われてしまいました。

そこからは、日本のメーカーには日が当たらない状況がつづき、50%を誇っていたシェアも減少の一途をたどっています。

日本の太陽光発電メーカーは、太陽光発電の技術は複雑であるので、簡単に他国のメーカーに追いつかれる事はないと語っていましたが、見事に思惑が外れた状態にあります。

それらは、液晶や半導体の業界で世界にシェアを奪われてしまった状態を思い起こさせます。

日本はその様な失敗からなにも学ぶ事ができなかったのでしょうか。

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